カナガンのキャットフードは高品質で栄養価も高く、しかも安全ということで愛猫家の人気を集めていますが、その原料には何を使っているのでしょうか。ここではそんなカナガンの原料を具体的にチェックしていきましょう。
カナガンのキャットフードの60%はイギリス産平飼いチキン
カナガンのキャットフードの成分表示を見ると、成分の多い順から乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%と書いてあります。この原料の60%以上を占めるチキンというのがイギリス産の平飼いチキンなのです。平飼いチキンというのはゲージの中ではなく屋外で放し飼いにしたもので、歯ごたえがあってヘルシーな肉なのですが、キャットフードとしては抗生物質を使用しなくても病気にならない、つまりケージ飼いのように抗生物質を使っていないところが重要なのです。鳥は野生の頃、猫が主食としていたと思われる動物ですし、また、非常に良質なたんぱく質を含んでいるのです。こうした素材を使った結果、粗タンパク質が37%、脂肪質が20%と、体をつくりエネルギーの源となる成分の比率が非常に高くなっています。
カナガンのキャットフードには穀物は入っていないけど、野菜やハーブは配合されている
良く知られているようにカナガンのキャットフードはグレインフリーなので、原料に穀物は全く使われていません。猫は純粋な肉食ですから穀物は消化できません。それでもキャットフードの多くに穀物が使われているのは猫の胃腸にとって有用な食物繊維が豊富に含まれているからです。ただ、この穀物、本来は必要のないものですし、穀物アレルギーの原因ともなるのでカナガンには全く入っていません。そのかわりサツマイモのを配合して食物繊維を確保しているのです。一方で、野菜やハーブは積極的に配合しています。ニンジン、ホウレンソウや海藻が入っているほか、尿路結石を予防するクランベリー、ストレスを軽減するカモミールなども含まれているのです。
カナガンのキャットフードは必要な栄養素は豊富に、抑制したい栄養素は少なめに配合
カナガンのキャッとフードは猫にとって重要な必須アミノ酸であるタウリンを2200mg/kg配合するなど、必要な栄養素は豊富に配合しています。一方で尿路結石の原因となるマグネシウムは、必要最小限の配合にとどめるなど、過剰摂取が問題になるような栄養素は抑制しているのです。キャットフードの原料といえば、粗悪品なら病死、事故死した動物の肉などが入っているのですが、こうしたカナガンの原料は人間が食べられるレベルの品質と鮮度、安全性を備えているのです。また、防腐剤などの人工的な添加物は一切使用していないので賞味期限が短いという欠点はありますが、そのぶん愛猫に安心して与えられるキャットフードになっているのです。